プラセンタの安全性と危険性は
プラセンタは人の胎盤から抽出されているため、その安全性についてよく質問されるところですが、昭和30年代より多くの方に使用されて、重篤な副作用は報告されておらず、あるとすれば注射部位の発赤や硬結ぐらいです。
メルスモン製薬のメルスモン注射、(株)日本生物製剤のラエンネック注射は保険診療のためウィルス、ホルモンなどは完全に除去されており安全です。
プラセンタとは?
プラセンタとは、胎児の発育成長を担う胎盤から精製された胎盤エキスのことをいいます。胎盤の中には、ビタミンB群、ミネラル、アミノ酸、核酸、各種成長因子を豊富に含み、真皮にある繊維芽細胞に働きかけてコラーゲン再生を補助し着実な美肌効果を望めます。中国では約4000年前に「紫河車」として滋養強壮・不老長寿にと利用され、有名なクレオパトラやマリー・アントワネットも若返りと美容目的で使用したとも言われており、日本でも「昆元丹」として不老長寿として使われてきました。定期的に続けることで、様々なアンチエイジング効果が期待できます。
- 効果
- 自律神経のバランスを整える
- 肝臓の働きを強める
- 細胞活性作用
- 抵抗力を高める
- アレルギーを抑える
- 疲労回復を促進する
- 精神安定作用
- 内分泌のバランスを整え、ホルモンバランスを調整する
- 活性酸素を除去し、酸化を防ぐ
- 血行促進・造血作用(血液循環を促す、造血組織を刺激し参加を防ぐ
- 美白効果(メラニン色素の過剰な生産阻止・黒化防止・排泄促進
- 効果があるとする病気
内科 | 頭痛・喘息・肝炎・肝障害・肝脂肪・頭痛・同期・高血圧・胃潰瘍・胃炎 |
整形外科 | 肩こり・むち打ち・五十肩・腰痛・膝痛・関節リュウマチ・関節炎・筋肉痛 |
外科 | 外傷・手術創傷・下肢静脈瘤 |
婦人科 | 更年期障害・月経困難症・月経不順・冷え性 |
皮膚科 | アトピー性皮膚炎・しみ・しわ・乾燥肌・脱毛症・肌荒れ・白髪 |
神経科 | 自律神経失調症・うつ・不眠症・不安神経症・寝起き・イライラ感・倦怠感 |
泌尿器科 | 夜尿症・性欲低下 |
眼科 | 眼精疲労・視力低下 |
耳鼻科 | アレルギー性鼻炎・耳鳴り・めまい・メニエル病・臭覚低下 |
歯科 | 歯槽膿漏・味覚低下 |
その他 | 大量増強・インターフェロン・抗癌剤・放射線治療後の副作用 |
- 成分
核酸関連成分 | ウラシル・アデニン・チミン・シトシン |
アミノ酸 | リジン・アラニン・アスパラギン酸・ロイシン・グルタミン酸・グリシン・バリン・セリン・チロシン・フェニルアラシン・スレオニン・アルギニン |
ミネラル | ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄 |
その他 | キサチン |
- 副作用
注射部位の疼痛・発赤・悪寒・発熱・発疹などがおきる場合があります
- ウィルスや細菌などに対する安全性
胎盤1つについて核酸増幅検査を実施し、HBV・HCV・HIVが陰性であることが確認された安全な胎盤を原料としています。
さらに製造の最終段階で121℃30分間の高圧蒸気滅菌を実施しており、ウィルス・細菌の感染防止対策をとっています。これまで本剤による感染症の報告はありません。
プラセンタ注射価格表
保険で使用できる病名は、更年期障害(40才~60才)・乳汁分泌不全・肝機能障害です。
- 保健適用の場合 40才〜60才の方が対象となります。
- 自費の場合 プラセンタ注射(筋肉注射)10回で1クール