プラセンタ注射
更年期障害への効果は?
保険適用条件は?

美容のイメージが強い「プラセンタ」ですが、実は1974年より更年期障害の治療としてプラセンタ注射が保険の適用となっていることをご存知でしょうか。副作用が少なく、費用負担もコーヒー1杯分ほど(保険適用の場合)と、お身体にもお財布にも優しいプラセンタ注射について、気になる効果や安全性を解説します。

更年期障害にお悩みの方や、東京都港区周辺でプラセンタ療法にご興味のある方は、横倉クリニックへお気軽にご相談ください。

プラセンタとは?

プラセンタとは、お腹の中の赤ちゃん 胎児に栄養や酸素を運ぶ「胎盤」のことです。胎盤にはビタミンB群、ミネラル、アミノ酸、核酸、各種成長因子が豊富に含まれています。 おり、ヒト胎盤からこれらを抽出したものをプラセンタエキスといいます。

有名なクレオパトラや、マリー・アントワネットも若返りと美容目的で使用したとも言われています。日本でも「昆元丹」という名前で不老長寿として使われてきました。

プラセンタエキスは更年期障害などに対する治療薬として厚労省から認可されており、諸症状に対する幅広い効果が期待できます。

更年期障害の3つの要因

更年期障害とは、閉経をはさんだ10年ほどの期間に生じる心身のさまざまな不調によって、日常生活に何らかの支障がある状態のことをいいます。女性ホルモンの一種であるエストロゲンの急激な低下が主な要因といわれますが、1つの側面のみによるものではありません。

心理的な要因、社会的な要因、身体的な要因
  • 心理的要因:几帳面・完璧主義・ストレス耐性が弱い・神経症傾向など
  • 身体的要因:閉経周期に伴うホルモンバランスの変化
  • 社会的要因:家族の看護・親の病気・子供の親離れ・夫や社会的支援との関係など

これらの3つの要因が複雑に絡み合いながら、更年期障害として症状が発現します。

更年期障害の症状

更年期障害の症状は多岐にわたり、個人差が大きいのが特徴です。中でも不調を感じやすい主な症状は以下の通りです。

  • ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ・発汗)
  • 息切れ、動悸、息苦しい
  • 焦燥感、抑うつ気分、不安になりやすい
  • 腰や手足が冷えやすい
  • 頭痛、めまい、吐き気、胸痛などの不調がある
  • 睡眠障害(寝つきが悪い、夜中に目が覚める)
  • 疲れやすい、倦怠感がある
  • 肩こり、腰痛、手足の痛み、関節痛がある
  • 今までより怒りやすくなった

更年期の疑問は、こちらの記事も併せてお読みください
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横倉クリニックは更年期障害を
トータルヘルスで向き合います

当院は更年期障害に影響する3大要因(身体的・心理的・社会的要因)に対して、婦人科・心療内科・内科のトータルヘルスプロモーションで、患者さんの心身の不調に総合的に向き合っています。婦人科単独、心療内科単独だけのアプローチでカバーしきれない更年期障害を総合的治療で対応できるのが当院ならではの特徴です。

プラセンタ注射が
保険適用になる条件

おおむね40歳から60歳の誕生月まで(お誕生日が11月1日の場合、11月30日まで)の女性で、更年期の症状のある方は、 プラセンタ注射による更年期障害の治療に保険が適用できます。健康保険では注射代と再診料代で1回500円ぐらいで治療できます。(18時以降は、時間外診療金額になります。)

更年期障害の治療は「メルスモン注射」を用いたプラセンタ療法が保険適用の対象です。実は、40歳ごろからプラセンタを注射することにより更年期障害も軽い症状で終わる可能性があるといわれています。

プラセンタ注射
(更年期障害)の効果とは?

  • 自律神経のバランスを整える
  • 内分泌のバランスを整え、ホルモンバランスを調整する
  • 血液循環を促す、造血組織を刺激し酸化を防ぐ
  • メラニン色素の過剰な生産阻止、黒化防止し、排出を促す
  • 疲労回復を促進する 
  • 精神を安定させる
  • 細胞の代謝を促す
  • 免疫力を強化し、抵抗力を高める
  • アレルギーを抑える
  • 炎症を抑え、壊れた組織の修復を促進する
  • 細胞のガス交換=呼吸を促す
  • 血圧を調整する
  • 肝臓の働きを強める

さまざまな作用のあるプラセンタ注射は、
更年期障害を含め、以下のような症状の方がクリニックで改善されています。

婦人科系
更年期障害、生理不順、生理痛、冷え性、高プロラクチン血症、乳汁分泌不全
神経科
不眠症、自律神経失調症、頭痛
整形外科
肩こり、腰痛、関節痛、関節炎、四十肩、五十肩、関節リウマチ
美容
シミ、そばかす、くすみ、美白、美肌効果
老化防止
白髪、薄毛、ハリツヤ、たるみ、しわ、ほうれい線
アレルギー科系
花粉症、アトピー性屋皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息
内科系
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎、便秘、貧血、糖尿病、高血圧、脂肪肝、肝硬変、慢性肝炎
その他
免疫力減退、風邪、精力減退、視力低下、もの忘れ、味覚や味覚減退、耳鳴り、ワキガ

横倉クリニックが更年期に
プラセンタ注射を選ぶ理由

横倉クリニックでは、更年期障害の治療として「プラセンタ注射」を第一選択としています。他の更年期治療の方法に比べ、リスクが極端に少ないためです。そのうえで、医師が患者さんお一人お一人と向き合って 相談しながら治療法を決めています。

Point 1
副作用が少ない

当院では副作用がほとんどなく、安全性が高いプラセンタ注射を第一選択としています。

Point 2
“健康的な美しさ”が
実現できる

美容やアンチエイジングも期待できるプラセンタ注射は、更年期症状をやわらげ”美”へのアプローチが可能です。

トータルヘルスプロモーションにこだわる当院では、
「健」・「幸」・「美」による
『真の健康』の実現を目指し、
日々患者さまに向き合っています。

プラセンタ注射
プラセンタ保険適用・自費 の費用は?

保険適用

再診料(プラセンタ注射の場合)520円~
時間外診療(18時以降)670円~

※初診の場合は、料金が変わります。

自費

1回(診察料含む)1,680円
5回セット(800円 お得)7,600円
10回セット(4,200円 お得)12,600円

※当院で扱うプラセンタ注射の種類

厚生労働省で認可されている「メルスモン」と「ラエンネック」のみを使用しております。

  • 更年期障害への治療(保険適用):メルスモン
  • 肝機能障害への保険適用:ラエンネック
  • 自費診療:ラエンネック メルスモン

※プラセンタ注射のデメリットについて

プラセンタ療法後は厚生労働省の指針により献血を控えることが求められています。

※変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等に対する安全性

メルスモンはvCJDの感染を防ぐため、胎盤を提供してくださる方に対してBSEが流行した英仏などへの海外渡航歴について問診を実施しています。問診の結果、問題のある方の胎盤は原料として使用しておりません。
さらに、製造工程におきまして、塩酸による高圧の加水分解を実施しています。これによりホルモンおよびたんぱく質は分解されています。
これまで、本在によると思われるvCJDの幹線報告はありません。しかしながら、理論的なvCJD等の伝播の危険性を完全には否定できません。このため、メルスモンを含む人胎盤由来医薬品の使用者は、献血を控えることが求められています。

更年期への
プラセンタ治療Q&A

プラセンタ注射や更年期障害への治療で、横倉クリニックによく寄せられる質問です。

A. 効果が実感できるまでの期間には個人差がありますが、中には注射直後から肌のハリやうるおいなどの美容効果を実感される方もいらっしゃいます。
更年期障害は、2〜3回の継続治療後から徐々に効果を実感するケースが多いです。

A. はじめは週2〜3回を目安に治療をおすすめしています。症状が改善してからは、症状にあわせて、無理のない継続治療をご提案しております。

A. プラセンタエキスを胎盤から採取する際、胎盤の核酸増幅検査を実施しており、厳しい検査基準をクリアした安全な胎盤のみを原料としています。
胎盤1つずつについて、核酸増幅検査(NAT)を実施し、HBV、HCV、HIV陰性であることが確認された安全な胎盤を原料としています。製造の最終段階で121℃30分間の高圧蒸気滅菌を実施しており、ウィルス・細菌の感染防止対策をとっております。 これまで本剤による感染症の報告はありません。

A. 更年期障害や乳汁分泌不全への治療には「メルスモン」が、慢性肝疾患への治療には「ラエンネック」がそれぞれ保険適用となります。
製造工程やプラセンタ含有量など、メルスモンとラエンネックには若干の違いはありますが、期待される効果に大きな差はありません。
なお、「メルスモン」にはベンジルアルコールという痛み止め効果のある成分が含まれています。保険適用ではなく自由診療でプラセンタ注射をご希望の方で、注射の痛みに過敏な方・不安感の強い方は「メルスモン」を推奨いたします。

A. プラセンタ注射はアメリカでは禁止されています。その理由として、過去に生じた製造過程でのトラブルが製造禁止の一因だといわれていますが、 。プラセンタ注射による施術が実施されてからこれまでに感染症の発症が認められたケースはありません。

なお、アメリカでもカプセルタイプのプラセンタ(サプリメント)の服用は認められています。

プラセンタ注射+白玉注射で
健康的に美しく

更年期障害に対するプラセンタ療法と、当院の美容注射の中でも特に人気の高い「白玉注射」を併用すると、より一層の効果が期待できます。
白玉注射は高い抗酸化作用、メラニン生成抑制作用をもつ『グルタチオン』を高配合しており、肌のシミやくすみを改善する効果があります。また、肝機能の向上や肝機能の向上や免疫力の強化など、健康面の不調改善が見込まれます。
更年期症状と上手に向き合いながら、「心も体も美しく健康に」を体感してみませんか?

白玉注射の詳しい記事はこちらから
白玉点滴と白玉注射、どっちがいい?美肌革命グルタチオン

白玉注射ほか当院の美容注射のメニューはこちらから
美容自費注射をリニューアルしました!

お客様の声

更年期の不調が軽くなり、生活がとても楽になりました

初めてプラセンタ注射を受けた時は半信半疑でしたが、医師の説明で安心しました。数回続けるうちにホットフラッシュや疲労感が軽減され、心も体も以前より元気になり、自分らしい姿を取り戻せた気がして嬉しいです。美容効果もあると聞き、内面も外見も前向きな気持ちで過ごせています。
また、私にとってはプラセンタ注射の施術を受けに行くと、いつも元気な先生にお会いできるのも大きな治療の一つになっています。
佐々木様(46歳)

美容と健康を一度にケアできている実感があります

更年期症状でお世話になっていたところ、肌の調子まで良くなってきて驚きました。エネルギーが湧いてくる感じがあり、心も軽やかになりました。今では仕事の後も家族のために夕飯が作れるようになり家族とも充実した時間を過ごせるようになりました。プラセンタ治療を受けて本当に良かったです。
佐々木様(52歳)

いつも疲れやすいのは、年齢のせいだと思っていました

プラセンタ注射は美容目的でクリニックへ伺いました。私は更年期ではないと思っていましたが、診察で更年期診断のチェックリストを行ったところ、私にも更年期の症状があることがわかりました。
いつも疲れやすいのが普通だと思っていましたが、更年期の症状だったようです。プラセンタが保険適用できたうえに、今となっては仕事の集中力もあがったようで、とても充実した日々が送れるようになりました。
田中様(48歳)

院長からメッセージ

横倉院長の写真

実は、私がプラセンタ療法を始める前に、慶應義塾大学産婦人科で胎盤を研究したことがあり、プラセンタ注射に対する疑問が出ていました。プラセンタ注射を調べた結果、その疑問が解消されたのでプラセンタ療法をはじめることにしました。
プラセンタ注射は、更年期によるホルモンバランスの乱れを整え、副作用が少ない安全な治療法として、多くの患者様にご利用いただいています。さらに、美容効果も期待できるため、治療を通じて日常生活に自信と美しさを取り戻すお手伝いもしております。

私たちは、患者様一人ひとりの心と体の健康に寄り添いながら、より充実した毎日を過ごしていただけるよう全力でサポートいたします。お気軽にご相談ください。

まとめ

更年期障害に対するプラセンタ注射は保険の適用となっており、ホルモンバランスや自律神経を調整する作用が期待できます。更年期に見られやすいホットフラッシュや頭痛、不眠、イライラなどの諸症状に対する効果が見込まれます。

またプラセンタには高い美容効果もあるため、心身の健康維持と同時に、日々の暮らしに美しさをプラスできるのは大きな魅力です。

トータルヘルスプロモーションを提供している横倉クリニックだからこそ、プラセンタ注射を第一選択に、多角的なアプローチで更年期の不調を解消させていただけます。

更年期の不調や不安を感じている方は、お気軽にご相談ください。

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